お宮参りの縁起小物
種々の縁起小物をつけ、赤ちゃんの幸せを祈ります。
「お守り袋」はお参りした時にいただいたお守りを納め、赤ちゃんのお守りにします。
●犬張り子
犬張り子の起源は、神社仏閣に配される狛犬(唐獅子)とも言われます。
犬が多産のことから安産を象徴し、また犬のように元気に育ちますようにという
願いを込めたものです。
お宮参りが済んだ後は、笹に吊るし赤ちゃんの寝床上の天井にさしておくと
癇の虫除けになるといわれています。
犬張り子に「ざる」をかぶせる「ざるかぶり」というものあり、
「ざる」は鼻詰まりを治してくれるといいます。
赤ちゃんの鼻詰まりがないようにかぶせてあげてください。
風邪を引きさんや花粉症の方も「ざるかぶり」を天井にさしてみてはいかがでしょう。
●でんでん太鼓
昔、魔物を退ける為に宮中雅楽楽器のひとつ「振鼓」を使い、音を出していました。
しかし、一般庶民には「振鼓」を手に入れることなんて出来ません。
そこで振り回して、音が出せる「でんでん太鼓」という形になり広まりました。
「でんでん太鼓」には表も裏もないことから、「表裏の無い素直な子に育つように」という意味も込められています。
犬張り子と同じように、お祝いの玩具で、めでたい縁起物として赤ちゃんの部屋に飾りましょう。
●お宮参り扇子
お宮参りの時に、末広がりの幸福を祈る(扇子)と白髪になるまで…と、
長寿を祈ることや植物の麻が丈夫なので、丈夫に育つようにという意味の(麻の緒)、
神様、神主さんにお礼の意味をこめた(のし(御紐銭)を持参します。
祈願、祝詞が終わった後に、神社の奉納所や格子に吊るして帰ります。
「お宮参り」で一番多い忘れ物。
「置いてくるのを忘れずに!」という普通では珍しい忘れ物。
お宮参りで神社にお参りされたとき、一つだけ神社において帰らないといけないもの
それがこの「お宮参り扇子」です。
実は案外知らないとか又、忘れて帰られる人が多いです。
二人目の赤ちゃんの祝い着を一緒に買いに来られたときに「上の子供のものがあるので、それを使うわ」とおっしゃられるので、「扇子は神社の奉納所や格子に吊るして帰るのですよ」と言う会話から知られる人が多いようです。
お宮参りの時はくれぐれも、お子様の幸福を願って扇子をつるして帰るのを
忘れないようにしてくださいね。
●大黒帽子とよだれ掛け
赤ちゃんのか弱い肌を日差しから守る意味もある大黒帽子でもありますが、
大黒様がかぶっておられる帽子から来ているようです。
(だからといって一般的に使われているのは黒ではありませんよ)
五穀豊穣を意味する大黒様。
赤ちゃんが、食べるのに苦労しないようにという願いを込めてかぶせるようです。